こんにちは、医療系ライターの佐藤です!(Twitter:https://twitter.com/keita_lfu/ )。
突然ですが、あなたは日々の看護業務で「どうして自分だけ、仕事が中々終わらないのだろう。」と思うことはありませんか?
看護師の仕事は常に時間に追われており、中々思うように仕事が進まず、カンファレンス資料作成やカルテ入力がつい後回しになってしまう事はありませんでしょうか。
今回の記事はこのような方に、ぜひ読んでいただきたいです。
・看護業務がなかなか終わらず、いつも自分だけ遅くまで残業している。
・周りの看護師と同じように、資料作成やカルテ入力をする時間があまりない。
・自分が効率よく看護業務をこなせているのかわからない。
上記を日々感じている人は、この記事を最後まで読んでいただけると
・看護業務をテキパキこなすことができるようになり、定時で帰れるようになる!
・資料作成やカルテ入力の時間をきちんと確保できるようになる!
・看護業務を効率よく行えるようになり、自分に自信が持てる!
このような効果が得られます。
今回は前回の記事の続編として、より看護業務を効率的に行うために、必要な具体的行動をお伝えしていきます。
今回いくつか紹介するポイントは、明日から即実践が可能なポイントばかりです!明日から1つでも行動に移して【時間に余裕のある看護師】を目指していきましょう!
では早速解説していきます!
まず初めに行うことは、自分が今抱えている看護業務はどのくらいあるのかを理解します。1日のスケジュールを細かく把握して、看護手帳に箇条書きで書き出します。当日の担当患者数や、患者の動き(処置や与薬、リハビリの時間や検査など)を可能な限り細かく書き出しましょう。
書き出したリストに優先順位をつけましょう。当日の担当患者の状態は日々違います。重症度や緊急度を総合的にみて、優先順位をつけることにより、頭の中が整理されながら仕事に取りかかれます。例えば「この患者さまは朝とても早く目が覚めるから、朝一番で様子を診に行こう!」や「この患者さまは急変の可能性もあるから、細かく様子を診に行こう!」などです。そうすると、気持ちが落ち着いてより効率的に仕事を進めることができるようになります。
大きな仕事は出来るだけ細かく分割して考えます。例えば退院指導においては、書類準備・荷物準備・薬手配など、細かくやることがあります。そのそれぞれにかかる時間を細かく管理して業務を進めると良いでしょう。また細かく区切った上で、適宜休憩を取りつつ行うこともおすすめです。業務を続けすぎると疲労やストレスにより、仕事の質やスピードが下がってしまいます。どこにどの程度時間を使うかと決めて実行すると良いでしょう。
一度に全部やろうとしては大変です。これはマルチタスクと言って、人間は同時に複数の作業をこなすことが出来ません。並行して進めているように見えて、実際は1つの事を少しして、中断して別の作業をしているの繰り返しになっています。これは非常に効率が悪く多くの時間を取られてしまいます。例えば「カンファレンスの資料を作りながら、カルテの入力もする。」などでは、結局どちらか1つの作業しか進んでいません。まずは自分の目の前の仕事を1つずつ終わらせていくと、結果的に全体の仕事時間を少なくすることができます。
看護業務の中では、資料の作成時に何度も同じ文章を使う場面があると思います。例えば、カルテ入力やカンファレンス資料の書き出しの部分などです。そのような場合は、前もって定型文を用意しておきましょう。型を作っておくことによって、部分的な変更のみで業務が終わるように、時間を短縮していきましょう。
病院ではチームで患者を治療しています。患者についての相談事がある場合、朝一で相手に声をかけ、話す時間を決めるようにしましょう。朝一で声をかけることにより、忙しい看護業務で中々相手を捕まえられない場合を防ぐことが出来ます。声をかけ、時間を確保するようにしていきましょう。
看護業務に追われると、もちろん疲労が溜まってきます。疲労により患者の重要な訴えを聞き逃したり、ケアが粗雑になってしまったら元も子もありません。バタバタとしている時こそ、一度休んで仕事に取り組むと良いでしょう。我慢して仕事に取り掛かっても、テキパキと動けなかったり、ミスを招いてしまったりします。気持ちに余裕を持って看護業務が行えるように注意していきましょう。
いかがでしたでしょうか。今回の記事では、明日より即実行が可能なポイント7つを紹介いたしました。看護師の仕事は、常に時間に追われてしまうので、ついつい余裕がなくなってしまいます。看護業務を効率的に行って、他の看護師よりもより丁寧な看護や、患者に寄り添うことができれば、【仕事がデキる看護師】として周りからもっと評価されるかもしれませんね!ぜひ今日読んだ内容を、明日の仕事から実践してみてください。いきなり全部は難しいと思うので、まずはどれか1つに取り組んでみると良いと思います。ではまた!
次回
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