2021.3.9
特集

【忙しい看護師へ】自己分析すると仕事効率があがる!?【仕事術】

 

自己紹介

こんにちは、医療系ライターのけいたです!(Twitter:https://twitter.com/keita_lfu/ )。

この記事を読んでいるあなたは、忙しい看護業務を行っている中「仕事が遅くて残業が多くなってしまう。」「うまくいかずに自信がなくなってしまっている。」と感じていませんか?
忙しい看護師の仕事を日々こなす中、仕事を効率よく行うことは大変重要となってきます。効率が良い方と悪い方の違いはこちらの記事、仕事効率の良い方の具体的な行動はこちらの記事にまとめさせて頂いておりますので、ぜひ一読してみてください。
過去の記事を読んだ人の中には、「仕事効率を良くするために具体的な行動をとってみたけど、中々うまく行かない。」というも方もいるかと思います。今回の記事はそんな方へ向けて【自己分析で仕事の取り組み方を見直して、仕事効率をあげよう!】と提案させていただいております。

今回の記事はこのような方に、ぜひ読んでいただきたいです。

・自分の仕事がなぜ遅いのかわからない。
・効率良くするために、具体的に何を改善したら良いのかわからない。
・自分にはどんな仕事の取り組み方があっているのかわからない。

上記を感じている方は、この記事を最後まで読んでいただけると

・自分の仕事が遅い理由を確認することができる。
・仕事の仕方の具体的な改善策を確認できる。
・自分に合っている仕事の取り組み方が理解できる。

このような効果が得られます。

仕事効率を考えて行動しても、【自分に合わない仕事の取り組み方】をしていると、仕事が遅くなってしまったり、上手くいかず自信がなくなってしまったりします。
そのため、自分に合う仕事の取り組み方を見つけるには【自己分析】をしてみると良いです!今回の自己分析には【科学的性格診断:ビッグファイブ・ベーシック】を用いて解説しております。ぜひ空いた時間に取り組んでみてください。

では早速解説していきます!

【まずは仕事効率を上げるために、もう一度振り返ろう!】

【仕事が早い人と遅い人の特徴を振り返ろう!】

こちらの過去の記事を参考に振り返ってみましょう!仕事が早い人の特徴はこれら4つの要因がありました。

1.    仕事に対して【こだわりすぎない】
2.    仕事に対して【目的を把握している】
3.    仕事に対して【期限を決めている】
4.    仕事に対して【振り返りをしている】

看護の仕事は人の命を扱う仕事ですが、完璧にこなすことにこだわると時間がかかってしまいます。リスク管理は徹底し、目的を間違えないようにしっかりと把握した上で処置や治療を行いましょう。また期限を決めないと無駄な時間をかけてしまいます。患者記録やカンファレンスなどで無駄な時間が流れないようあらかじめ時間制限を決め、仕事が終わったら次回の改善点を考え、より効率よく仕事ができるよう心がけましょう。

【仕事が早い人の具体的な行動を振り返ろう!】

こちらの過去の記事を参考に振り返ってみましょう!実際に仕事が早い人の行動を7つ取り上げました。

1.    朝一番で【To Do リスト】を作ろう!
2.    リストに優先順位をつけよう!
3.    【時間配分】を決めよう!
4.    【1つずつ片付ける】ことを意識しよう!
5.    【定型文】をうまく活用しよう!
6.    他人が関わる時は、【朝一で確認】しよう!
7.    休むときは【休もう】!

看護師の仕事は常に時間に追われてしまいます。朝に患者情報を確認するところからの1日の病棟の流れを把握し、実際に具体的な行動をイメージしてから行動に移してみると、より効率よく病棟業務を行うことが出来るでしょう。

【自己分析で自分に合っている仕事の取り組み方を見つけよう!】

【なぜ自己分析するのか。】

自分の性格に合わない仕事の取り組み方をしていると、効率良くやっているつもりでも、上手く業務が進まず、生産性が低い状態で動いていることになってしまいます。性格は人それぞれであり、性格による仕事の取り組み方も人それぞれです。そのため、先ほど振り返った一般的な具体的行動があなたに合っているとは限りません。
自己分析により性格を把握することで、仕事への取り組み方を整理し、何が得意で何が不得意なのか知ることができます。得意不得意を理解し、より具体的に注力する行動を判断できるでしょう。

【今回おすすめの自己分析「ビッグファイブ」】

自己分析にはたくさん方法があるため、「いったいどの方法が良いのかわかりらない」と言う人も多いです。今回は代表的かつ簡単に行える自己分析を行い、あなたの性格を判断して仕事効率の改善に繋げていきます。

ビッグファイブテスト

活用方法
社会人としての性格的評価を目的として作られた。採用時の参考資料やスクリーニングとして用いるだけでなく、職場の所属適正、モチベーション低下やストレス状況を把握することも可能。
51の尺度から人の性格を把握することによって、自分の特性を明らかにし、自己を評価する自己診断ツールとしても多く活用されている。

特徴
診断に対する信頼性を分析することが可能。文章に対して正確に答えているかという受験態度の歪みを計測することができ、自分をよく見せようとして回答したのか、あるいは逆に自分のことを悲観的に捉えて回答したのかを見抜くことが可能。

所要時間
15分程度

【結果による仕事への取り組み方】

ビッグファイブテストの自己分析結果も多種多様にあります。このテストは人間の特性を「外向性」「情緒安定性」「開放性」「勤勉性」「協調性」の5つに分類し性格を判断します。
例えば、病棟業務において「外向性」が高く、「勤勉性」が高い場合は、リーダー業務など他の看護師や病棟スタッフに的確な指示を出すことを得意とする傾向にあります。また、逆に事務作業が苦手な傾向があるため、カルテ入力や患者情報の収集は早めに取り組むことで、1日の看護スケジュールに余裕を持つことができ、効率も改善するでしょう。
他にも、病棟業務において「協調性」が低く、「情動性」も低い場合は、チームで仕事することが苦手な傾向にあります。その場合は1人で出来ることを可能な範囲で片付けてしまい、あらかじめ決めた時間で他の人に仕事の相談をする。など計画を立てるなど工夫して看護業務を行うと効率が改善されます。
これら自己分析では、あなたの長所と短所を把握することができ、より具体的な仕事効率の改善策を立てる時に大変おすすめです。

【まとめ】

いかがでしたでしょうか。今回の記事では『【忙しい看護師へ】自己分析すると仕事効率があがる!?【仕事術】』という内容で記事をまとめてみました。
忙しい看護師の仕事では、あなたに合っている仕事の取り組み方を知ることも大変重要です。まずは仕事の早い人の考え方や行動を取り入れる。その次にあなたに合っている仕事の取り組み方を見つけると、日々のスケジュールに余裕が出来るかと思います。
自己分析はちょっとした時間で簡単にできる内容となっているので、ぜひ取り組んでみてください!ではまた!

次回:【忙しい看護師へ】ToDoリストの具体的な活用方法【仕事術】

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