2021.3.11
特集

【忙しい看護師へ】優先順位の決め方・考え方【仕事術】

自己紹介

 こんにちは、医療系ライターのけいたです。(Twitter:https://twitter.com/keita_lfu/ )普段はwebクリエイターとして活動しております。この度は医療系ライターとして、このMediLifeで記事を執筆させていただいております。

 この記事を読んでいるあなたは、日々忙しい看護業務で「仕事をもっと早くできるようになりたい。」「なぜか仕事が後回しになって残業になってしまう。」「仕事を管理することが苦手と感じている。」など思ったことはありませんか?「仕事を工夫したけど、上手くいかなかった。」という方も多いのではないでしょうか。
 仕事効率を改善する方法はたくさんあります!今回はその中でも【優先順位の決め方・考え方】についてより具体的に解説させていただきます!

今回の記事はこのような方にぜひ読んでいただきたいです。

・どの仕事の優先度が高いのか判断がつかない。
・優先順位をつけるのが難しく、時間がかかってしまう。

上記を感じている方は、この記事を最後まで読んでいただけると

・それぞれの仕事の優先順位の決め方が理解できる。
・優先順位を決めることで、余計な時間を奪われずに済む。

このような効果が得られます!

 【優先順位をつけること】は、緊急的な事が多い看護業務の中で大変重要です。どのように優先順位を決めれば良いのか、実際の場面を例に挙げながら解説していきますね。では、早速確認していきましょう!

優先順位のつけ方・考え方

優先順位の重要性を理解する。

 【優先順位を決める】ことは、作業効率や集中力に関わります。忙しい看護業務では、1つ1つの仕事に多くの時間を割くことが難しいです。
 看護業務の中で優先順位の判断するには、患者さんの身体状態や精神状態、病棟とのスケジュールなど複雑に関係してきますよね。正しく判断できるようになれば、看護業務において患者さんへのトラブルやミスが少なくなることも良い点でしょう。また改善した事により、残業時間の削減や、プライベートの充実にもつながります。病棟における助け合いや人間関係も改善されるはずです!
 優先順位を的確に判断して、病棟全体や個人の大切な時間を確保していきましょう!

優先順位をパターンで分類する。

 一般企業でもよく用いられていますが、優先順位を決めるときの考え方として、【重要性】と【緊急性】を尺度に4パターンで分類します。
 

・A 第1優先(重要性:高い、緊急性:高い)
・B 第2優先(重要性:高い、緊急性:低い)
・C 第3優先(重要性:低い、緊急性:高い)
・D 第4優先(重要性:低い、緊急性:低い)
 このA~Dでの順序で優先順位を判断していきます。
 
 Aに当たる看護業務は重要で緊急なので、最優先に今すぐ取りかかる業務。逆にDは重要でなく緊急でもないので、今すぐ取りかかる必要のない業務になります。

具体的な看護業務での優先度分類

 例えば、看護業務において「患者さんのトイレ介助が重なった場合」のパターンを考えてみましょう。
 Mさんは認知機能が良好かつ身体状態も安定しております。対するLさんは認知機能が低下しており転倒リスクが高い。このような場面に出会った時の優先順位を考えてみましょう。
 Mさんは「トイレにいきたい」ので緊急性は高いですが、「認知機能が良好かつ身体状態も安定している」ので重要性は低いです。対するLさんは「トイレにいきたい」ので緊急性は高く、「認知機能が低下しており、転倒リスクも高い」ので需要性も高いです。
 このように考えると、上記のA~Dの分類ではLさんの方が優先順位が高くなり、早めに対応すると良いということになります。

管理に注意が必要なのは【B】の分類

 説明した分類のなかで、意外にもBに分類されている業務が一番見落とされがちなんです!
 重要であるが緊急ではない仕事は、緊急性がないからこそ、先送りにしてしまうことが多いんです。ですがBは重要な仕事であることを忘れてはいけません!緊急でないからと言って放置すると重大なミスやトラブル、他の緊急な仕事によりどんどん先送りにされてしまうことがあり、注意が必要です!
 看護業務において、Bに該当する業務は、カンファレンスの資料作成や電子カルテへの入力などでしょうか。緊急でない仕事は溜めてしまうと精神的なストレスが積もります。A,Bの仕事はすぐに取り掛かると良いでしょう。

優先順位を決めた上で、仕事を効率的に行うコ

優先順位が高く、期限が決まっている業務は最優先で行う。

 もし看護業務の中で、期限が決まっているものがあれば最優先で行いましょう。期限内に終わらせないと、あなたの信頼性や信用問題に関わる可能性があるかもしれません。
 期限を守れない人は、周りからの評価もされることは難しいです。なので期限が決まっている業務は、優先的に片付けるようにすると良いでしょう!
 また、期限が迫っている仕事を先に片付けておくと、緊急な仕事にも余裕を持って行うことができます。心に余裕を持ち、笑顔で上司や後輩と接することができるようになるでしょう。

小さな仕事はすぐに取りかかるのがおすすめ

 小さな仕事はすぐに取りかかりましょう。小さな仕事は、作業にかかる時間が少ないです。パパッと終わらせることで業務全体のスピード感を持たせることができます!
 スピード感やリズム感良く業務を進めることで、取り組んでいることが楽に感じることができます。これはモチベーションにも関係するのでおすすめです。

業務の量を確認しよう。

 どのくらいの業務があるのかを確認しないと、効率的に進めることは難しいです。業務の優先順位を判断できても、業務の量を管理できていないと本末転倒になってしまいます!
 朝一番、もしくは前日の夜に1日の流れを確認するのが良いです。一番取り組むべきことを見極めてみましょう。

仕事が早い人のマネをしてみよう。

 「あの先輩はいつも帰るのが早い。」と感じる上司や同期はいませんか?もし心当たりがあるなら、その人の看護風景を参考にしてみましょう。【立ち回り】【動作】【言葉遣い】など参考に出来る場面がたくさんあるはずです!
 業務の効率化や優先順位のつけ方など、直接その人からアドバイスを聞くこともいいかもしれません。

業務を効率化できないか振り返ろう

 実際に優先順位を決めて業務を行っていると「無駄な動きをしている。」と感じることがあります。例えばカルテ入力などは、余計な部分を書くことや、細かく書きすぎたりする場合があります。少しでも時間を効率的に使えるように、内容を分析して簡略化を図ることも重要になるでしょう。

まとめ

 いかがでしたでしょうか?
 今回の記事は【忙しい看護師へ】優先順位の決め方・考え方【仕事術】として、優先順位についての理解を深めるとともに、看護師の業務における具体的な決め方もご紹介致しました。
 日頃多忙な看護業務において、仕事を少しでも余裕を持って仕事が行えるよう、優先順位を決めて業務に取り掛かると良いでしょう。ぜひ一度試してみてください。ではまた!


次回:【忙しい看護師へ】時間管理・配分の考え方【仕事術】
NEXT 【忙しい看護師へ】時間管理・配分の考え方【仕事術】
PREV 【忙しい看護師へ】ToDoリストの具体的な活用方法【仕事術】